おとーさん

うたわれるもの、公約どおりクリア～。ラストバトル後のイベントはもう涙ドバー。あれは反則だよ泣いちゃうよもう…あぁエルルゥ…ハクオロさんのバカバカバカー!!

ED関連は何を言っても重大なネタバレになるんで何も書けないのがもどかしいのですが…。後日談でみんなが別れ別れになっていったのがなんか悲しかったです。それが自然な形なんだとわかっていても…。オボロの旅立ちを見送って、幾度も「また何時か」を繰り返すベナウィに何だかぐっと来ました。ベナウィの台詞は、オボロだけでない全ての人に向けられているような気もします。またあの暖かい日々が、きっと戻ってくると、信じています。ハッピーエンド大好きなのでEDの演出を鵜呑みにしますよ私は。

ともあれシナリオとキャラクターを重視する私にとってはかなり当たりなゲームでした。戦闘に関しては私のようなゲームオンチでも楽々クリアできるので演出程度と考えて良いかと。比重がアドベンチャー要素に置かれているので、気軽にサクッとクリアできます。普通にやっても一週間くらいで終わるんじゃないかな?元エ○ゲーの割に登場人物の男女バランスが取れてて老若男女いいキャラばかり、シナリオは`萌え'というより`暖かさ'を感じるもので、そして各国間の戦の描写はきちんと戦記物になっており、「恋愛シミュレーション」の看板で敬遠するのはあまりに勿体ないです。むしろ戦闘が簡単だし女の子に勧めたいかも。

クリアしてみるとやっぱベナウィとオボロが好きなキャラだったんだろうか～と思います。性格とかも好きだし、戦闘で主力にしてたのでそういう思い入れも結構…。オボロはボロボロな所が魅力ですよねやっぱ。ヘタレも(乙女回路を通せば)長所也。ベナウィはなぁ、よくわからん。好青年に見えてじじむさかったり実は嫌味っぽかったり根に持つタイプだったり嫌な方にツンデレだったり、何だろ、ギャップ萌え?いや、ギャルゲーの漢キャラとしては薄すぎず濃すぎず絶妙な味付け具合だと思いますがね。

女の子はみんな可愛くて一番なんて決めらんねぇーよーみんな私の嫁な!!一番泣かされたのは間違いなくアルルゥだけど。沢城ボイスが犯罪的。



そういえば、全然見てなかったアニメの前半部をちょこちょこ見てみたんですが、尺が無くてキツキツでストーリー進行してるのに割とそこかしこにアニメオリジナルな展開が散りばめられててゲームクリア者でも退屈しすぎないようにできてますね……ていうか…何というか…男キャラの登場シーンが増えてる気がして…いいのか!?私はいいけど。しかもDVD-BOX一巻の特典映像がオボロ防壁とか、ほとんどオボロと兄者しか出てこないエピソードを採用してしまうアニメスタッフはそれでいいんだろうか。私はいいけど。

うたわれるものと言えばもう一つ、今ネット界で爆発的に広まってる「うたわれるものらじお」ですが。もちろん聞いた事は一度も無いのですが、あまりの評判に気になってきて、特にカオスと名高い小山剛志ゲスト回だけ聞いてみました。まだ半分残ってるんですが何この破壊力は。こりゃ伝説にもなるわ…。小山さんのせいで「キン!!キン!!キン!!キン!!」を普通に聞けなくなってしまった…。


というわけでしばらくうたわれブ～ム。とりあえずアニメを通して見てみるかな…。